弁護士

弁護士について

実生活で弁護士にお世話になったことがあるという方はそこまで多くはないでしょう。

今ではテレビ番組にも出演していたり、
裁判関連のニュースで名前が出てきたりと日常でも耳にしているのではないでしょうか。

今回は弁護士について紹介していきます。

弁護士とは、当事者その他関係人の依頼又は官公署の委嘱によって、
訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、
再審査請求等行政庁に対する不服申立事件に関する行為その他一般の法律事務を行うことを職務とする。
(弁護士法より) 弁護士法、弁護士職務基本規程などで規定されている。

(引用元wiki)弁護士

弁護士は上記の説明通り、裁判以外にも法律に関わる業務を行っています。
簡単に言えば自分に起きたトラブルを法的に解決をすることを仕事としています。

弁護士になるには

例えば、
弁護士になるのには、司法試験を受けるための受験資格を得なければなりません。
受験資格を得られる方法が現在2つあります。

法化大学院課程を修了した方又は1つが司法試験予備試験に合格した方。
そして、受験回数と期間にも制限があります。前者は修了後の最初の4月1日、
後者は合格発表後の最初の4月1日から5年以内に3回の範囲で受けることができます。

試験は「法務省司法試験実施について」を参照したところ、
論文式が3日間と短答式が1日の合計4日間行われます。

試験範囲は論文式は、選択科目・公法・民事・刑法関連、
短答式は民事・公法・刑法関連が主となり、
暗記のみならず制定されている法律を正しく理解、用いる事ができるスキルが求められます。

この司法試験に合格した後に司法修習を受けてその試験に合格しなければなりません。
さらにその後、弁護士会に登録手続きが完了後、
弁護士として様々な法律に関する問題を抱えた人々を助けるという業務に携われます。

勤務形態としては、
個人で法律事務所を立ち上げて活躍する方が殆どで被雇用者として勤務する方はわずかです。
余談ですが、法律事務所を法人化すると複数の事務所を持つことができることもあり
法人化するところも増えてきているようです。

この資格を取得するとこの登録せず職務を行える資格として税理士と弁理士があり、
登録のみで得られる資格が行政書士、海事代理士、社会保険労務士となります。

司法書士も弁護士と似ているのでは?と疑問に感じる方もいるでしょうかが、
こちらは弁護士の資格を有していても司法書士試験に合格しなければ司法書士と名乗ることができません。

業務としては、弁護士法第3条2項によると、
本来の職務に付随する場合に限って司法書士の職務を行うことができます。

中途半端な勉強で合格はできませんが、
強い信念と意思で資格取得も夢ではないでしょう。

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