国際秘書検定と中小企業診断士 | ビジネスで役立つ！資格アンテナ

国際秘書検定

国際秘書検定という検定があることをご存知でしょうか。
通称CBSと言われるこの検定は正しいコミュニケーションを通じて
異文化の橋渡しを可能にする秘書の育成を目指して行われているものです。

日本秘書協会が行う試験ですが、二種類の資格があります。
準CBS資格とCBS資格です。

どちらも日本秘書協会の実施するセミナーに参加しなければなりません。
試験合格するためには実用的な日本語と英語の能力が必要です。
下記のような基本的なスキルに加えてビジネス英語の能力も求められます。
”自己紹介や簡単なやりとり、依頼をするための表現を身につけ、海外旅行先で一人で行動できる”
実際試験には英文ビジネス文書に関する問題や日本語と英語両言語による面接も実施されます。

この資格を取得することによって、国際的な国内企業や外資系企業に就職することが可能になります。

加えて、この資格を取得することによって日本語と英語である一定の能力があることを示せることにもなります。

中小企業診断士との関わり

しかしこの国際秘書検定と中小企業診断士の関わりはどこにあるのでしょうか。

ここで考えるべきなのは、中小企業は国内の会社だけではないという事です。
日本にある外資系の企業の中にも中小企業というのは存在します。

そしてその外資系中小企業の経営も順風満帆というわけではありません。
外資系中小企業であっても、
国際展開している国内企業であっても経営実態が厳しい会社というのはあるものです。

ということは、外資系の中小企業において
中小企業診断士が果たす役割も大きいということがわかるでしょう。

つまり日本国内という狭い範囲ではなく、世界という大きな視野で中小企業診断士として活躍することが
できる第一歩が国際秘書検定というものなのです。

国際秘書検定を受けていれば実用的な日本語と英語が操れるという証明ともなります。
従って、中小企業診断士として働くことのできる場がさらに広がり、より有用な人材となることができるのです。

さらに国際秘書検定では秘書業務管理や経営・会計・法律に関する知識も取得する事ができますから、
秘書として働きつつも診断士として会社の経営に協力することができるという、まさに大車輪の働きをすることができます。

本人にとっても実にやりがいのある仕事となりますし、会社側にとっても使い勝手のいい人材と言えるでしょう。

まとめ

国際秘書検定と中小企業診断士という一見関係のなさそうな資格であっても、世界という広い観点から見るとつながりが生まれ、より大きな舞台で資格を活かすことができるということがわかります。

中小企業診断士を目指している人の中で世界を股にかけて活躍したいと思っている人はぜひ国際秘書検定を受けてみてはいかがでしょうか。
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