Webデザイナー試験
近年インターネットは急速に普及してきました。
若い人がいる家庭でインターネットがない家はまず無いといっていいでしょう。
そのようにインターネットが普及するにしたがって注目されてきたのが
Webデザイナーという資格です。
Webデザイナーとはその名前のとおりインターネット上の
ウェブサイトのデザインを行うデザイナーのことです。
いわゆる服のデザインなどとは異なり、
コンピュータの豊富な知識が要求される職業と言えるでしょう。
例えば動画や音声の配信やプログラミング、写真の編集などがそれにあたります。
加えて配色に関する知識や人が興味を持つようにレイアウトを
考えるセンスなどが求められる資格ということになります。
Webデザインに関する検定はいくつかありますが、
今回は、国家検定であるWebデザイン技能検定について概要を紹介していきます。
検定の種類
Webデザイン技能検定は3級、2級、1級に分かれており、
全ての級において学科試験と実技試験に分かれていますが、
1級に関しては学科試験に合格した人だけが実技試験を
受検することができるようになっています。
受検手数料も級ごとに異なり、
1級:32000円(学科7000円・実技25000円)、
2級:18500円(学科6000円・実技12500円)
3級:10000円(学科5000円・実技5000円)と高額です。
勉強方法はWebデザイン検定用のテキストであったり、セミナーがあるほか、
過去の問題なども公表しているので、確認しておくと良いでしょう。
合格率は2・3級がは50%前後に対して1級になると
約10%ということでかなり難易度があがってきます。
しっかりと勉強して望みたいですね。
それでは、実際にWebデザイナーの資格を取得できたら
どういったところで活躍できるのでしょうか。
急速にインターネットが普及する中で、
インターネットを使った広告費が、劇的に増加している今日、
Webデザイナーの必要性はますます高まってきています。
活躍の場としては、Web制作会社・デザイン事務所などが一般的ですが、
経験と実力、才能によっては独立したりフリーで仕事をし、
成功をおさめている方もいます。
また、男女の区別なく男女共にそれぞれの持ち味を活かすことができる職業ですし、
特に女性は結婚、出産してからも再就職することができる職業なので、
いちどWebデザインについての勉強をしてみるのもいいかもしれません。
Webデザイン技能検定の3級は年に4回、2級は年に3回試験日があるので
比較的受験しやすいのではないかと思います。
ちなみに、1級は年に1回で、学科試験と実技試験は違う日程で実施されます。
もし、興味がある方は詳しく調べてから勉強し、受検することをおすすめします。
参考:Webデザイン技能検定