TOEICの特徴と勉強する環境作り

英語学習

TOEICといえば、日本国内では英検と並んで知名度の高い英語の資格です。「日常生活・グローバル生活において活かせる英語の力を測定するテスト」と定義されており、日本だけでなく世界中の非英語圏で実施されています。TOEICには英語を聞く力・読む力を測定する「TOEICListening&Reading Test」と、英語を話す力を測る「TOEICSpeaking Test」の3種類の分野があるのが特徴です。

TOEICでは合格・不合格ではなく、スコアでスキルが判定されます。リスニングとリーディング試験であれば5点から495点、トータルで10~990点のスコアで自身の英語力が表示されます。

TOEICを受験するメリット

TOEICを受験することで、自身の英語スキルがすぐに把握できます。試験結果では「このスコア・レベルであれば英語を使ってこんなことができる」という情報もわかるため、モチベーションも上げやすいでしょう。

また、自分が苦手とする分野についても把握でき、今後の対策が練りやすいのもポイントです。

英語力の証明になる

TOEICは知名度が高く、世界中の非英語圏で実施されているグローバルな英語テスト。くわえてビジネスシーンや日常会話で使う英語力をテストできるため、英語力を客観的に証明できる指標になります。「英語教師になりたい」「ゆくゆくは海外で就職したい」と考えている方にとって、スコアアップを目指して損はない資格だといえます。

就活時のアピール材料になる

企業によっては、「TOEIC○○点以上」という採用条件を設けていたり、一定のTOEICスコアを昇進の条件として掲げているところも少なくありません。TOEICでハイスコアを取得していれば、そうした場面でも役立ちます。

TOEICの取得を目指す方へ

TOEICの取得を考えている方のなかには、「海外で活躍したい」「外資系企業を目指している」などの目標を掲げている方が少なくないはず。そういった方は、「TOEICでハイスコアを取得するのはあくまでひとつの目標」と考えている方も多いでしょう。英語力を総合的に磨くためには、試験勉強では学びにくい体系的な英語にふれる必要があるのです。

そうなれば、英語や外国文化を専門的に学べる大学、専門学校などを進路に掲げるのが自然です。近くに該当する大学がなければ地方まで選択肢を広げてみることを検討してみましょう。

親元から離れるのが不安という方も学生マンションや学生寮に入所し、勉強し易い環境をつくることも視野に入れつつ、自身が学びたい分野を基準に進路を考えることが重要です。

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